試合結果について
二次ビデオ審査での競技課題の達成度合いから上位校として選ばれ、シード権を獲得することができました。しかしながら、本番用と自チームで作っていたオブジェクトの微妙な差や、当日初めて起きたシステムトラブルを対処しきれず、予選リーグ一勝一敗で予選敗退という結果となってしまいました。
練習時に実現できていた高い投擲性能や、スムーズなリング回収の様子をお見せすることができませんでしたが、第二試合では遠くのポールにもリングを入れることができ、なんとか勝利することができました。
解説あり【学生ロボコン2023】2023年6月4日 12時配信開始
【早稲田大学】チーム紹介/学生ロボコン2023/ ROBOCON Official [robot contest]
作成したぞうロボット、うさぎロボット
今年作った二台のロボットはいずれもベルトを用いた投擲機構を搭載し、競技課題達成に十分な投擲精度を実現しました。
ぞうロボットは二つの投擲機構を搭載し、それぞれの機構に対して一人ずつが操縦を担当していました。
また、うさぎロボットはライダーによる照準補助システムを搭載していました。
ぞうロボット
うさぎロボット
ぞうロボットについては一次ビデオ時点まで直動型の投擲機構を用いたロボットを作成しており、1次ビデオ審査から二次ビデオ審査の間に本番で使用した機体を作成しました。うさぎロボットに関しても大幅な改良を行なっており、両機体ともに2号機以降を本番機体として使用しました。
ぞうロボット1次ビデオ機体
今年のNHK 学生ロボコンのルール
今年の競技は輪投げです。テーマはCasting Flowers over Angkor Watです。ABUロボコンのホスト国であるカンボジアのアンコールワットに見立てたフィールドで競技をします。フィールドにある11本のポールに、花に見立てたリングを投げ入れていきます。競技に用いるロボットはうさぎロボットとぞうロボットの二台で、うさぎロボットは50cm立方と小さいロボットになっています。うさぎロボットはフィールドの高い部分に登り、リングを投擲することができます。
勝利条件は競技時間3分以内に多くのポールの一番上にリングを入れたチームの勝利です。ただし、自チームのエリアに近い部分の8本のポール全てにリングを入れた場合、得点に関係なく勝利できる条件となる、chey-yoの達成となり、その時点で勝利します。
【Rule Movie】ABU ROBOCON 2023/ ROBOCON Official [robot contest]
今後に向けて
技術継承や技術開発に力を入れ、来年こそは決勝リーグで我々の力を発揮できるよう、努力してまいります。今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。
謝辞
ご支援、ご協力いただきました、STマイクロエレクトロニクス様、北陽電機株式会社様、マブチモーター株式会社様、ミスミ様、活動場所を用意してくださった早稲田大学の関係者様、サークルOB・OG様、この度は誠にありがとうございました。おかげさまでロボットを作り上げ、本番で動かすことができました。この場をお借りして御礼を申し上げます。
今後とも早稲田大学ROBOSTEPをよろしくお願いいたします。