活動紹介

「設計班」と「電装班」

ROBOSTEPではロボット製作を円滑に進めるため、「設計班」と「電装班」の2つに分かれて活動をしています 。設計班は機体の設計や組み立てを、電装班は回路製作や制御の実装を行います。ROBOSTEPでは、3Dデータを用いたロボットの設計や金属部品の加工、さらには回路制作や制御プログラムの実装という、ロボット製作の全てを学生のみで行っています。

 

ロボット製作の流れ

大会の規模が違っても、ロボコンにおける大会当日までの作業のおおまかな流れはあまり変わりません。ルール発表から大会本番まで、どんな流れで準備を進めるのか紹介します。

1. ルール発表

ROBOSTEPが参加するロボコンでは毎年ルールが大きく変わります。
ルールが発表されたらチームで読み合わせをして作戦や機体の方針を話し合います。

2. CAD設計 (設計班)

3Dモデリングし、設計できるCADというソフトを使いロボットの形をモーターや角パイプ、3Dプリント部品などを組み合わせて細部まで決めていきます。
CAD上で機体が完成したら、部品ごとに図面を作成します。

 

3. 加工・組立

図面を描き終わったら加工を始めます。角パイプなどの金属はボール盤などを用いて加工します。

そのほかにも3Dプリンターや、レーザー加工機などを用いてロボットの部品を作成します。
加工が完了したら出来上がった部品を組み立てていきます。

 

4. 回路製作 (電装班)

ロボットを動かすための回路作成を行います 。回路も自分たちで設計し、作成を行っています。

 

5. 制御 (電装班)

ロボットの動作を制御するプログラムを書きます。機体に実装して問題を洗い出し、調整を進めます。

大会によって測距センサや変位センサなどを用い、自動でロボットが競技課題を行います。

 

6. 大会本番

本番フィールドでテストランを行い、本番環境に対応できるように試合直前まで調整を続けます。

7. 大会後

大会後は反省会を開いたり、次の代に引継ぎを行います。また、作成した機体は理工展にて展示しています。